おそらくそれは平凡な日々

思ったことを書いたり好きな雑貨を紹介する自由帳。

中華製トランシーバーQuanSheng「UV-K6」を購入したレポ

記事としては結構後発組で今更感があまりにもあるのですが、久しぶりに面白そうなガジェットを見つけたので購入してみました。

購入したのは中華製トランシーバー、QuanSheng社製の「UV-K6」という商品です。

 

このトランシーバー、4000円で買えてしまうとんでもないトランシーバーで最大出力は5W と日本のトランシーバーに負けず劣らずの製品です。

そしてめちゃくちゃ安いのにGithubにいろんなファームウェアが転がっていたりと中華製製品あるあるで有志による開発が盛んなのが特徴的です。

もちろん日本向けにも改造されたファームウェアが公開されていたりと、導入自体もスムーズにできそうなので買ってみました。

※この無線機は日本の技適、スプリアス認証を受けていない製品ですので国内での送信は電波法に反します。絶対にやめてください。

購入先について

この手の商品は大抵中華系の通販サイトで買うのが一般的で、今回はAliExpressで購入してみました。

製品名で検索すると結構怪しげな販売元がたくさん出てきますが、その中でレビューがしっかりしていたり正規の販売代理店マークが付いていたりすればだいたいちゃんと届きます。

今回はここのサイトで購入してみました。

https://ja.aliexpress.com/item/1005005672028916.html?spm=a2g0o.order_list.order_list_main.5.5afd585ab8dYJQ&gatewayAdapt=glo2jpn

到着まではだいたい10日前後を見ておけばだいたい届きます。今回はちょうどAliExpressのセールと重なっていて本体だけ買うのと、おまけみたいなのを買うのとではそこまで金額に大きな差がなかったのでおまけ付きを買ってみました。

おまけの詳細は後ほど

いざ開封

ちょうど10日ぐらいで日本に到着、中華ガジェットあるあるの謎の黒い包装資材に梱包されて到着されたのがこれです。f:id:b_hamucha:20240407002541j:image

箱がボコボコになってるのは御愛嬌。

中身開けてみると同梱物はこんな感じで、自分が買ったものは2024年製造、そして海外向けモデルだったのか充電チャージャーも日本と同じAタイプので到着しました。

他のレビュー記事を見ていると中国のCタイプコンセントのチャージャーも結構見たのでこれはラッキー。

入っていた中身は

  • 本体
  • TWO-WAY RADIO(ユーザーズマニュアル)
  • U/Vアンテナ
  • ベルトに取り付ける挟むやつ
  • バッテリー(装着済み)
  • 充電チャージャー

でした。

おまけ製品

本体とは別にショップオリジナルで買った商品は、アンテナとUSBシリアルケーブルです。シリアルケーブルは後ほどのファームウェア改造で使用します。f:id:b_hamucha:20240407002553j:image

このNAGOYAアンテナ、U/Vアンテナです。

そうどこかで見たことがあるような、第一電波工業のあのアンテナにそっくりなやつです。実物は初めて見ました。ケースまでそっくりだし。

ファームウェア改造

出荷時に入ってるファームウェアは海外仕様なので、PTTボタンを押すと送信ができてしまうような感じでこのままだと違法になってしまいます。

自分は受信専用でしか使わないのでファームウェアを書き換える必要がありまして、ネットに色々転がってるファームの中から一番オーソドックスなWEBOOさんのファームを書いてみました。

weboo.dev

書き込み方法は割愛しますが、先程のUSBシリアルケーブルは必須です。なのでおまけでUSBシリアルケーブルも一緒に買っておいたわけです。

もし買っていなければAmazonで同様のが売ってるので買うのをおすすめします。というかみんな買うと思う。

使用感

無事に改造も終わって受信専用になったので色々試してみましたが、そこそこ使いやすくてびっくりしました。f:id:b_hamucha:20240407002606j:image

大体はカスタマイズされたファームウェアのおかげだと思うのですが、そもそもの操作性も4000円とは思えないようなしっかりとした作り込みになってるのが個人的に驚いた部分です。

受信性能もおまけのNAGOYAアンテナで十分に楽しめる範囲内。試しに東京ATCの航空管制でも聞いてましたが国内メーカーに負けを劣らないような性能でちょっと驚きました。

これが4000円とは恐るべし中華ガジェット。しばらくはこれで遊んでみようと思うようなそんな製品でした。